おくの細道 芭蕉の足跡をたどる夏(げ)の初(はじ)め
日 時:令和07年06月01日(日)
時 間:午前09時30分~
集合場所:日光郷土センター
コース:約4時間00分 13.0Km
東武日光駅 > mekke日光郷土センター(受付) > 神橋 > 憾満ヶ淵 > 芭蕉句碑(大日橋) > 裏見滝 > 日光田母沢御用邸記念公園 > 西参道 > まかない坂 > 神橋 > 東武日光駅(ゴール)

松尾芭蕉は1689年、「奥の細道」巡りのため、日光東照宮を訪れました。
「今この御光一天にかかやきて、恩沢八荒にあふれ、四民安堵の栖穏なり。」と家康の御威光に最大の賛辞を送っている。
建築物については、「なほはばかり多くて筆をさし置ぬ」「あらたうと 青葉若葉の 日の光」」と皮肉が含まれている。
さて、松尾芭蕉と河合曾良は日光の後、裏見の滝を訪れている。
東照宮からは徒歩で1時間、一番近いバス停「裏見の滝口」から緩い坂道を早足で歩いて20分、滝下の駐車場から滝まで階段が続く(当時は階段などは?)
この日は、雨上がりも手伝い多くの水量!
松尾芭蕉はここで「しばらくは 滝にこもるや 夏(げ)の初(はじ)め」と詠んでいる。
青々とした美しい若葉を付けはじめ、季節は徐々に夏へと移り変わっていきます。
汗ばんだ身体に滝のしぶきと新緑の美しさにしばし時が止まったようです。
休息後は滝の音に急き立てられ東照宮方面えと足を運び日光を後に致しました。

裏見の滝の名は、文字通り”裏から見ることができる”ことから名づけられたものです。 古くから華厳の滝、霧降の滝とともに「日光三名瀑」として知られ、 かの松尾芭蕉もこの滝を訪れ、『奥の細道』の中で、 【しばらくは滝にこもるや夏(げ)の初(はじ)め】 と詠んでいます。